Vol.11 マイピック。

ギタリストあるあるなのですが、「左手より右手が大事」という格言を先輩から教わる事があります。

ギターという楽器は、左手で音を決めて、右手でそれを鳴らすシステムなのですが、早弾きなんかのテクニックはどちらかといえば左手に依存しています。(素人の意見です。)
超絶ギタリストたちの舞うように動く左手を見ると、左手の方が大事に思えてしまいます。

なのですが、色々やってくうちに右手の大事さに気づくものなのらしいです。
かくいう私も最近、右手の練習を意識して行うようになりました。

そんな右手の恋人、マイピックをこ紹介いたしします。

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(左上から右に紹介していきます。

HISTORY 渡辺香津美モデル (厚さ1.0mm)
エレキギターを弾くときに使ってます。
最大の特徴は、先端が丸い所です。
見た目にならい、音も丸くてふくよかになります。
暗めの音色が好きだけと、明瞭さを失いたくないひねくれ者の私にピッタリのピックです。

渡辺香津美さんのシグネイチャーモデルです。
彼もひねくれ者なのでしょう。

②PICKBOY GP-TG-TB/08
アコギを弾くときに使ってます。
特徴は、私の握力にマッチする事です。
あとは、各自メーカーに問い合わせて下さい。

③JIM DUNLOP Tortex Pitch Black/0.73
ベースを弾くときに使ってます。
その特徴は、私の握力にマッチする事です。
あとは、各自ぐぐって調べて下さい。

HISTORY 渡辺香津美モデル (厚さ1.2mm)
ベースを弾くときにたまに使ってます。
特徴は、太い音がでる所です。
残念ながら、私の握力にはマッチしませんでした。

HISTORY HP1M MIDIUM おにぎり型
最初に買ったピックです。
ウルテムという素材で、人の爪に近いらしいです。
初めてエレキギターを買ったのが島村楽器だった為に、お店の方に勧められるまま購入してのがきっかけ。
(historyは、島村楽器のモデルである。)

今もhistoryを使い続けているので、優秀な店員さんだったと思います。

⑥MASTER 8 JAPAN D801-TD080 TEARDROP
昔ベースで使ってました。
マスハチという愛称で親しまれるこちらのメーカーが、意識の高い人たち御用達の所でして、私も使ってみたかったのがきっかけ。

⑦木のヤツ
木でできてます。
チャーミング!!

⑧金属のヤツ
金属でできてます。
メタラーにはコレ!!

⑨スライドバー
金属でできてます。
これもまた一興。

⑩指
ベースを弾くときに使ってます。
ギターでもちょくちょく使ってます。

日常生活なんかも支えて頂いてます。
最期まで添い遂げたいもんです。

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以上、いかがでしたでしょうか。
ピックなんて何でもいい、というスタイルに憧れてるのですが、私はいつものヤツじゃないと駄目なんです。

それでは皆さん、右手を大切に。

Vol.10 「はじめて」を集めました。

私の「はじめて」を集めました。


はじめて好きになった曲
aikoのキラキラ

はじめて自主的に聴いた音楽
徳永英明のVocalist 3

はじめてロックに目覚めた曲
OasisLive Forever

はじめて買ったCD
OasisのTime Flies

はじめてエレキに目覚めたバンド
Sonic Youth

はじめて買ったギター
島村楽器の初心者用セット、ストラトシェイプ

はじめてコピーした曲
スピッツのロビンソン

はじめて買ったエフェクター
zoomのマルチ(大きい方)

はじめて買ったコンパクトエフェクター
MarshallのGuv'nor 2

はじめて買ったファズ
Devi EverのHyperion

はじめて覚えた芸能人
浜田雅功

はじめて出たライブハウス
蕎麦屋の二階

はじめて入ったスタジオ
ガタカの二階

はじめてやったドラクエ
ドラゴンクエスト6

はじめてクリアしたFF
ファイナルファンタジー4

はじめて買って読んだ小説家
小川洋子(作品は忘れました)

はじめて自費で観に行った映画
オリバー・ツイスト

はじめて自主的に借りた映画
北野武HANA-BI

はじめて行ったライブ
くるりのベスト2リリースでの、Zepp Tokyo

はじめて行ったフェス
Countdown Japan (2011)

はじめてのxxx
ないしょ


以上。
それでは、また。

Vol.9 私 and ライブハウス。

こんばんは、私です。
誘われたライブには大体行くし、誘われなくても割りと行くのでお馴染みの、京都市在住の社会人の私です。

時折、自分で作った楽曲を人前で披露させて貰う機会を頂いたりもするのですが、
逆の立場、人様が作った楽曲を人様が披露しているのを観にいく日も多々存在するのです。

そんな時、一個人、観客の1人としてライブハウスに思うことをまとめました。
つまりは、只の一般人の単なる感想です。
マイナスな感想も割りとあるから気を付けてね!


step 1.「今日暇やし、ライブハウスでも行こうかなぁ」
休みだけど、特に予定もない、そんな日はふらっとライブハウスにでも遊びに行こうかなぁ、という発想が頭をよぎります。
今日、どこでどんなライブやってんのかなぁ、ググります。

そこで毎回思います、演者の名前だけ書かれてもわかんねぇ。
意味深なイベントタイトル付けてますが、具体的にどういう日やねん。

自分が楽しめる様な音楽性、方向性、人間性の演者さんのイベントは、是非とも遊びに行きたいもんですが、HPだけ見ても何の情報もないのです。
やっぱり、演者さんを一つ一つ調べてまでは探そうと思わない。
その日のイベントが、どういう音楽性的で、どういう活動の仕方をしているか、どういうキャラクターの演者さんが出るか、それ位は分かるようにして欲しいなぁ。


step 2「どの演者さんのお客さんですか?」
ライブハウスには、とある制度が存在します。
入場チケットを演者さんから事前に購入しておくと、割安に入場ができるシステムです。
演者さん側からしたら当日のお客さんの確保を事前にできるし、お客さん側からしたら予定の確保ができていれば割安で遊びに行けるのだ。

時代が変わる中で、チケットは消滅した。
しかし、その概念までは消滅しなかった………

どうなったかといえば、事前に演者さんに名前を伝えておくのが、チケットの代わりになったのだ。
受付に名前を控えてさえ貰えれば、割引料金で入場が出来る。
割引の条件が、チケットの事前購入から、演者さんと事前に連絡できるかどうか、に変わったのだ。

客心理として思うのが、当日までお金を払ったり予定を確保する必要がないという点で同等なのに、名前を控えてるかどうかで値段が変わるのは、何か納得いかない。

せっかく楽しそうなイベントを見つけても、知り合いがいないという理由だけで足が遠のくのです。


あと、ふらっと遊びに行った時の入場がスムーズじゃない、大抵こんなん。
受付「いらっしゃいませ、どの演者さんのお客さんですか?」
俺「ふらっと遊びに来たんで、特にないです。」
受付「えっ???」
俺「ライブハウスのお客さんって事にしてしまって下さい。」
受付「う~ん。。。。」
俺「。。。。。。」
受付「どの演者さんのお客さんか、決めてもらわないと困ります……」
俺「じゃあ、トリのバンドのお客にしておいて下さい。」

これが、本当に面倒くさい。
ここのライブハウスは演者さんの友達とかじゃないと楽しめない所ですよ、って言われてるみたいで悲しい。
あと、その日1番楽しめた演者さんのお客さん、という選択肢が貰えたら嬉しい。


step 3 「30分間のスタンディングは意外としんどい」
ライブハウスは基本的に3~6組の演者さんによる30分ずつの演奏で成り立ってます。
そして、大体の所はスタンディングを前提に設計されてます。

それだけの数の演者さんがいれば、あんまり好みでない演奏にも出会すのですが、それを30分立ちっぱなしで楽しむのはちょっとしんどい。

それがトリのバンドだったら、そこで帰ってしまえばいい話なのですが、まだ後に控えていたら心残りが残る。
ならば1度外に出て、適当に時間を潰してから戻ってきたいんですが、よくあるライブハウスは再入場不可なのです。

願わくばなのですが、演奏スペースから隔離された、カフェスペースやレストランスペースをガッツリとした形で作って欲しい。
そこに液晶なりプロジェクターなりを用意して、スポーツバーで試合の生中継を観るみたいな気軽さで、その日のライブを楽しめると嬉しい。
大音量の音楽を直で聴いてると耳が疲れますし。
歳なのねん。


step 4 「単純に居心地が悪い」
場所にも依るのですが、ライブハウスってたいていの場合、お客さんより演者さんの方が人数が多いんです。
日によっては、お客さんが0なんて事も珍しくないのです。

たとえ目当てのバンドであっても、ガラガラの空間にポツンと立って観るのは照れてしまう。
それが目当てのバンドでないとなれば、尚更です。

そこまでは仕方ないと思えるのですが、照れを通り越して恥じを感じるようになる出来事がある。
それは、演者どうしの馴れ合いだ。

やっぱり他人からすると、演者同士が桶屋とサクラになって盛り上げあっているのは観ていて辛い。
MCやハプニングの際に仲良しアピールをされましても、私から見ればどっちも他人なんです。
私は、演奏を楽しみにライブハウスに来ているのであって、知らない人同士の仲良しごっこを眺めに来ているのではないのです。
お金と時間の対価に演奏を楽しみに来てるんだから、仮にアマチュアでもあっても、ステージの上ではプロであってくれ。

あと、やるならやるで、自然な盛り上げに徹するなり、ヒューモアを含めてエンターテイメントに昇華するなり、誰でも知ってるレベルの有名人になるなりして欲しい。
そして、コール&レスポンスには他人を巻き込んでくれるな。
入りたかったら、自分から入りに行くよ。

最後に、会場で我が物顔な振る舞いをする演者さんは印象が悪い。
自分が呼んだお客さんとコミュニケーションを取りたいのは分かるけど、他のお客さんを邪険にするのは違うよ。


step 5 「後記」
ざっくりとこんな感じです。
殆ど愚痴ですな。

自分がライブハウスに出入りするようになって驚いたのが、メチャクチャ格好いい演奏をするバンドがとても多い事です。
もう1つ驚いたのが、彼らは普段お客さんをあまり呼んでない事です。

それが、とても勿体ない事だと思うのです。
何でだろう、と思うのです。

私は、生まれて初めのライブに感動して、翌日にギターを買いに行きました。
自分にとって、ライブハウスはそんな場所です。

ライブハウスへ、音楽好きが自然と集まってゆく世の中になったら素敵だなぁ。
ではなぁ。

Vol.8 理想の常設ギターアンプ。

どこのスタジオにいってもギタリストを待っていてくれるJC120、たいていのスタジオで待っていていれるMarshall。
彼らは僕らの奏でた音を美しく増幅してくれる、とても優秀なパートナーです。

だけれども、ぶっちゃけ使いこなすのはコツや経験
がいると思うのです。
(自分の作りたい音色、バンドで存在感を出す音域が頭に決まってないと、心を開いてくれません。

初心者の方なんかにとっては特に、何をどうしたらいいかチンプンカンプンだと思うのです。
(私は今も昔もチンプンカンプンです。


そんなこんなで、初心者や私に優しい、素敵な常設ギターアンプを考案しました。


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・Tube or Solidインプット
エフェクターで歪みを作る人はsolid、アンプで歪みを作る人はtubeを選択。
tubeはミッドレンジに特徴のある、コンボアンプが自然に歪んだ様な歪み。
solidはクセのないクリーンで、レンジ広め。

・Single/Humスイッチ
メインで使うピックアップに合わせます。
・Lead/Rhythmスイッチ
リードをとるか、リズムをとるか選択します。

・Gain
tubeインプットの場合は単純な歪み具合、solidの場合は歪みというよりコンプ感の調整。
・Volume
音量調整。
・Heavy
歪みをディストーションっぽくしたい方はこちら。
ローレンジのブースト。

・Tone
上記の2つのスイッチに対応していて、12時を基本に音を目立たせ具合の調整。
・Frequency
上記の2つのスイッチに対応していて、12時を基本に音の目立たせる帯域の調整。
・Presence
キンキンキラキラさせたい方はこちら。
ハイレンジのブースト。

・Reverb
12時で自然な程度、あくまで味付け。
ツインギターの際、片方のギターが抜けても寂しくないように。


久し振りに活字を使ったら、「歪」という漢字が書けなくなっていました。ショック。
リズムのスペルも間違っていた。ダブルショック。

諸説ありますが、アンプの音作りを12時から始めるのって難しいと思うのです。
単体だと広い音域が出て気持ちのいい反面、周りと合わせた時に音が喧嘩しているのに気付けなくなってしまうと。


そんなこんなで、スイッチ2つで低域の設定して、トーンを12時から加減できるアンプがあれば便利なんじゃないかと考えた次第です。
誰か作ってください。責任はとりません。

自分の出したい音が明確になったら、マイアンプを買うのがベストです。責任はとりませんが。

では。

vol.7 愛用エフェクター7選。

最近の悩みは、エフェクターを買うお金がないことです。
そんなこんなで、隙あらばボードに組み込んでしまうマイ名機達のご紹介です。


1.Wren and Cuff/The Caprid
https://youtu.be/yssxGzXNhPM

ラムズ期のビックマフのコピー品です。
コードで弾いた時に気持ちいい、ローミッドに飽和感のあるディストーションサウンドが素敵。
本家を生で弾いたことはないのだけれど、エレハモ的な暴れ馬感が感じられるのが決め手です。

2.BOSS/RE20
https://youtu.be/UW8x2TV7RJg

BOSSが、ラック機スペースエコーをコンパクトエフェクターに落とし込みました。
二万円程度の価格に対して、高いクオリティーで操作性、機能性、実音を兼ね備えてる出来る子。
タップを踏みやすいのと、エコー音をイコライジング出来るのが決め手です。

3.Jam Pedal/Waterfall
https://youtu.be/s7VD-rvrQU8

ギリシャ産のコーラスペダル。
コーラスの音は好きだが、原音が丸くなってしまうのが嫌な人にオススメ。
コーラスの涼しげな音色はそのままに、原音が滲まないのが決め手です。

4.Boss/MO2
https://youtu.be/A6Zpcf5FB3k

モジュレーションとオクターバーを兼ね備えたマシン。
この手のエフェクターは音を追い込んで使うイメージが強いのだが、これは例外だ。
感覚的な操作で、広い音域を豊かに表現出来るのが決め手です。

5.Strymon/Bigsky
https://youtu.be/wvH8Or_rkFY

バーブのえぐいやつ。
自分は苦手なエフェクターに、ツマミが多い、液晶がついてる、というのがあるのだが、それでも使いたくなるクオリティーの音を誇るリバーブです。
これ以上のノイズマシンがないのが、決め手です。

6.Bearfoot/Paregreen Compressor
https://youtu.be/GFGWfOvTNAE

ワンコントロールや、マッドプロフェッサーでお馴染み、ビヨンユールの作品です。
コンプ感のある歪みを使っていると、クリーンに切り替えた時にペラペラした音に聴こえがちだが、これを使うと落差を感じない。
コンプレッションが得られながらも、音が引っ込まない、ハリとツヤを兼ね備えているのが決め手です。

7.Lovepedal/Amp Eleven(bone)
https://youtu.be/yZQvq1wa6jI

個体差がえげつない事でお馴染み、ラブペダルの歪みです。
とにかく、歪み方が自然。
不自然なくらい、自然。
これ以上に弾いていて気持ちのいい歪みが見つからないのが決め手です。



BOSSのGE7、ファズフェイスは殿堂入りにしました。
歪み系は出音が自然であること、他は原音が曇らないことが私のポイントみたいです。

よく、何でそんなにエフェクターを持っているんだと聞かれますが、実際に手元に持っていないと使い道が閃かないと思うのです。
出音が好みなエフェクターを見つけたら、とりあえずお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか。

ではまた。

vol.6 好きなアルバム ベスト10

好きな作品を10個選びました。
国内5作品、国外5作品です。

1.Aco/Irony
2.ART-SCHOOL/BABY ACID BABY
3.dip/love to sleep
4.downy/第4作品集
5.THE NOVEMBERS/Rhapsody ln Beauty
6.ataxia/Automatic Writing
7.The Flaming Lips/The Terror
8.Lou Reed/Berlin
9.Love/Forever Changes
10.Jeff Buckley/Grace

殿堂入り的な作品は省きました。

それでは、お家で踊ってください。
部屋の物が、全て粉々になるのがゴールです。

vol.5 芳しき女性シンガーソングライターの世界。

自分は無音が苦手で、いつも部屋ではラジオやユーチューブが流しっぱなしです。
そんな生活をしていると、たまに"何だこれは"という音楽が流れて参ります。

それを、女性シンガーソングライター括りでまとめました。

(youtubeの再生回数順に並べてます。)

①St. Vincent - Cruel
https://youtu.be/Itt0rALeHE8

名前は知っているけど、楽曲は聴いたことはないという人が意外と多い。
美しい、高解像な和声でポピュラーな世界を演出したと思えば、ギターによるオルタナティブなロックリフが展開される。
そして、ギターソロがおぞましい。
Rolling StonesのSatisfactionがファズサウンドの原点として語られるが、それ以上に原始的かつ単調なリフ。
ファズというエフェクターは、それ単体で楽器として機能するという事を再認識させられる楽曲です。


②Japanese Breakfast - Boyish
https://youtu.be/t3bjPGUDl1k

冗談の様な名前だが、割りと利にかなった由来があるらしい。
ポストロックやドリームポップ、もといシューゲイザーの類いは、電子機器の発達に伴って、ギターのサスティーンを残響音楽として昇華したジャンルであり、内省的な芸術表現としてロックが深化した姿だ。
その後技術が進歩するなかで、便利な機材が多産されていくが、必要な機材を使うというより、必要以上に機材に使われるミュージシャンが増えてしまってる。
そんな中、目新しいサウンドを使って個性を出すのでなく、自分の中の個性にあったサウンドを選び出すセンスは貴重な存在だと思いました。


③Courtney Barnett - Nameless, Faceless
https://youtu.be/HZZSYDhx0FI

詩的な要素を多分に含んだらシンガーソングライターでありながら、個性的なエレキギターのプレイヤーでもある。
コードワークや、音色、リズムや歌い方にどこか懐かしい雰囲気があり、60年代のロックファンである自分には、とても安心感のあるグルーヴ。
かといって、古い機材を使って、古い音楽理論に基づいて、古いポップソングを焼き増しにしているわけではなく、所々に現代的なセンスが光っている。
ファッションは螺旋のように、同じエッセンスが、違うセンスによって再発明されて廻ってるというが、まさにこの事だと思う。


Kaki King - Gay Sons Of Lesbian Mothers
https://youtu.be/SI9ke2Ju7XY

とても素敵なルックスのアコースティックギターが、彼女のシグネイチャーモデルでした。
ギタリストとしても、シンガーソングライターとしても超一流であり、活動は多岐にわたる。
その中でも個人的には、スライドギターを用いたルーパープレイが大好きです。
ルーパーという機材がメジャーになるにつれて失われた、ルーパーでしか生まれる事のない音楽的感動が、生きた形で存在しています。
女性のギタリストの中で、世界一好きな人です。
アコギのインスト演奏や、歌モノの音源も素晴らしいです。


⑤Mattiel - Je Ne Me Connais Pas
https://youtu.be/UsEEKkHOq_g

情報がほとんど出てこない、謎のシンガーソングライター。
イントロから光る、音楽的なセンスが凄い。
ギターから感じるレトロと、リバーブの加減に感じるモダンが堪らない。
そして、メロディやビートからくるポップなムードの中に、フックの効いた展開が刺さるオルタナ的な刺激は、中毒になりそうな心地よさだ。
ベックを彷彿とさせる、多才かつ、多能な才能の持ち主だと思ってます。
あと、PVのセンスも好きです。



……以上。

音楽を性別で括るのはナンセンスだと思うけれど、女性特有の才能として、音楽を必要最低限の要素で成り立たせる感性があると思いました。
男としては、理屈や技術で落とし込みがちなところを、天性のバランス感覚の様なモノで切り抜けてる気がします。
あと、ポップネスの中に毒を忍ばせるのが上手ですね。
自分も頑張ろうと思いました。にゃん。